モダン・ブリティッシュ料理をご存知ですか？
イギリス料理といえば、フィッシュ＆チップス、ローストビーフ、キドニーパイなどを思い浮かべる方が多いでしょう。イギリスを旅行されて現地の料理を食べたり、日本のパブでイギリス料理を食べた方は、一般にイギリス料理は「おいしくない」という評価を下しがちです。 本当にそうでしょうか？ロンドンでイタリア料理、フランス料理、中華料理を食べると、おいしいお店が多いのも事実です。そうしたイギリスのレストラン事情の中で、近年注目を浴びているのが、「モダン・ブリティッシュ」という新しいイギリス料理です。 テレンス・コンラン卿がブームに火をつけた「モダン・ブリティッシュ」というインテリアですが、レストランの料理にも影響を与え、「モダン・ブリティッシュ」を代表するシェフ、ジェイミー・オリヴァー氏らの活躍とともに世に広まりました。	バラクラ　モダン・ブリティッシュ・レストラン
その料理はイギリスらしい素材を使いながら、イタリア、南仏料理のようにハーブを多用し、エスニックなどのエッセンスを取り入れた独自のものです。素材の味を生かしたライト＆ヘルシー志向の料理は、現代人に幅広く受け入れられる要素を持っています。 英国らしいカントリーで爽やかなインテリアのダイニングルーム
信州・蓼科高原にあるバラクラ イングリッシュ ガーデンは、日本初の本格的な英国式庭園として有名ですが、ここには英国人シェフによるモダン・ブリティッシュ・レストランがあります。（２００７年からカジュアルな料理を提供するレストランになっています） レストランは写真のように陽光が差し込む爽やかな雰囲気で食事を頂くことができます。自家農園のハーブや野菜、和の食材を巧みに昇華した料理は、このレストランの爽やかな印象とともに、思い出に残るものとなるでしょう。またイギリス料理への印象がきっと変わるのではないでしょうか？ 　　前菜　　マッシュルームの冷製コンソメとパンチェッタ、うずらの玉子＆朝月添え 　　前菜　　ジュニパー マリナード　サーモンといくらのサラダ仕立て、ゆず＆ハーブオイル 　　魚料理　　イトヨリと万能ネギのエスカベッシュ、大葉＆みょうが添え 　　デザート　　ポウチド ピーチとバニラゼリー ＆ ラズベリーグラニテ