- 材料(2人分)
- >鴨胸肉 1枚 300g
- ライム 3個
- 赤ワイン 200ml
- ポルト酒 100ml
- シェリー酒ヴィネガー 20ml
- フォン・ド・ボー 100ml
- バター 10g
- 砂糖 5g
- ラズベリージャム 大さじ1/2
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- イタリアンパセリ(飾り用)
- 作り方
- 1.鴨胸肉の皮目と表面に、包丁で浅く斜めに格子状に切れ目を入れ、塩、胡椒を振ります。こうすることによって焼縮みが少なくなり柔らかく仕上ります。
- 2.テフロン加工のフライパンに、1.の肉を最初は皮目を下にしてゆっくり脂を出しながら焼き、次に両面を焼き、その間焼き油を肉に回してかけてロゼの状態に仕上げます。
- 3.焼きあがった胸肉をフライパンから取り出して、ペーパータオルの上で余分な焼き汁を除きます。
- 4.ソースを作ります。
- 鍋にポルト酒と赤ワインを入れて中火にかけます。絶えずかき混ぜながらアルコール分を飛ばし、半量になるまで煮詰めます。
- 5.フォン・ド・ボーを加えてさらに煮詰め、バターでモンテし、砂糖、ラズベリージャムを混ぜ込み、ややさらりとしたとろみをつけます。次に赤ワインヴィネガーを少しづつ加え、フルーティで甘酸っぱくなるまで煮て、鴨の焼き油を加えて味を整えます。出来上がりのソースの量は2人前で150mlほどになります。
- 6.ライムを1mmの厚さにスライスして皿に飾り、その上に胸肉を2mm位の厚さに皮目を上にしてスライスして盛り付けます。ソースは別の器に用意します。
- ワンポイント・アドバイス
- ライムの美しい飾りを見せるために、ソースは召し上がる時にかけた方が、素敵なプレゼンテーションになります。
- 鴨肉はいろいろな種類があり、通常は飼育された鴨を使い、フランスのシャラン産のものが有名です。雄の仔鴨のカヌトン(仏 caneton)、雌の仔鴨のカネット(仏 canette)、バーバリー種の鴨(一般の鴨より大型のものです。)、フォアグラを取り除いたマグレ(仏 magret)鴨などがありますので、いろいろ試してみてお好みの胸肉を使いましょう。
- 合鴨ロースの場合は皮が厚く脂肪分が多いので、ソースに加える油は控え目にしましょう。
- シェリー酒ヴィネガーがない場合は赤ワインヴィネガーで代用できますが、シェリー酒ヴィネガーの方が酸味がマイルドで、やさしい豊かな風味をソースに加えてくれます。
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