- 材料(2人分)
- 虹鱒(にじます) 2尾
- ヴェルモット(白) 大さじ4杯
- 塩 少々
- 白胡椒 少々
- バター 大さじ2杯
- ケイパー 16粒
- ホワイトマッシュルーム 6個
- ソース
- マスタード 大さじ1杯
- レモン汁 大さじ1杯
- おろし生姜 大さじ2杯
- 付け合わせ
- じゃがいも(男爵) 1個
- グリエールチーズ 適量
- レモン 1個
- フレッシュペパーミント 適量
- 作り方
- 1.虹鱒のえらとはらわたを除いて水洗いし、水気をペーパータオルで拭き取ります。両面に軽く塩、白胡椒をして、ヴェルモット(白)を振り、15分位置いておきます。再びペーパータオルで水気を丁寧に拭き取ります。
- 2.アルミホイルを3〜40cm位にカットしたものを、1人分につき2枚用意し、表の光っている面を内側にして二重にし、平らな台に広げて、各々バター大さじ1杯を中央に置きます。
- 3.マスタード、レモン汁、おろし生姜をミキシングしてソースを作っておきます。
- 4.1.の虹鱒に軽く塩、胡椒し、頭が左にくるように、アルミホイルのバターの上にのせ、ホワイトマッシュルームをスライスしたものを、虹鱒の向う側に付け合せます。次に3.のソースを全体に回しかけ、ケイパーを散らします。
- 5.アルミホイルの端と端を合わせて、二重に折りたたみ包みます。必ず密閉することが肝心です。
- 6.オーブン(220゜Cで15〜20分)で蒸し焼きにします。
- 7.付け合せのじゃがいもを作ります。耐熱皿に塩茹でしたじゃがいもを熱いうちに皮をむいて、スライスして入れ、おろしたてのグリエールチーズをかけます。ホイル包み焼きと同時に出来上がるように、タイミングを見計らってオーブンに入れ、チーズに香ばしい色がつくように軽く焼きます。
- 8.虹鱒をオーブンから出して、盛り付け皿に虹鱒の頭を左にしておいたホイル包みをそのままの向きでのせ、付け合せのじゃがいも、レモン(横二つ割にし、皿に盛り付けた時に安定するように、底部を薄くカットします。)、飾り用のフレッシュペパーミントをのせて出来上がりです。
- ワンポイント・アドバイス
- 虹鱒はサケ科の淡水魚です。今回は虹鱒の仲間で国産の養殖のブラウントラウト(原産地はヨーロッパ)を使っています。各地で養殖が行われていますが、ヨーロッパでは鱒といえば、この種を指すようです。
- ホイルを開けた時に立ち昇る豊かな香りと焦がしバターの香ばしい味が楽しめます。付け合せのきのこは全ての素材のエキスが染み込んで、付け合せに相応しい食材です。
- 虹鱒は淡白な味ですので、少しインパクトのある薬味(生姜)が合います。
- 以前私は家族と、日本最古のリゾートホテルの日光金谷ホテルへ泊まった折に、メインダイニングのディネで、有名な虹鱒のソテーを頂いた想い出があります。日光金谷ホテルは近くの中禅寺湖畔に中禅寺金谷ホテルがありますが、そちらの湖に虹鱒が放流されています。新鮮な虹鱒が手に入ったので、この料理を想い出しながら、私なりに素材の味を楽しめる料理を作ってみました。
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