カントリー風ナチュラルリース

自然なつるの形を活かして思いきり大きなリースを作りました。リースの輪は切れ目がないということから永遠を意味します。今回はワイヤーなどを一切使わず、枝同士をからめただけで作っています。
初秋の空気が爽やかな山林へ早々と散策に出かけ、いっぱいの木々や実を収穫したWEEKEND。あまり整形することを考えず、自然の形そのままを自由にリースに表現しました。



アレンジメントのポイント
赤い小さな実をつけたスズバラの枝には細かいトゲがあるのでナイフでそぎ取り、枝の太いところは木槌で叩き、さらに折れないようにためます。
スズバラに黄色い小さな実をつけた野いばらをからめてベースの輪を作ります。しっかりツイストされていることが大切です。
スタートさせる切り口は散らし、平均した太さにします。赤い実が房のように枝についているつるうめもどきをからめます。
栗を葉、実を出して枝をからめます。栗は秋の実りの収穫物の代表なので、リースの上の方にポイントにします。
ユーカリ、白樺の葉は黄、オレンジ、赤系のものを、グリーンの葉物と分けてコントラストをつけてからめます。
唐辛子は葉の脇に、赤、黄、オレンジをからめていきます。
からめる時の注意点としてからめる枝元を少しづつずらしていくことと、枝元が輪から外へあまり飛び出さず、はみ出したところはカットし、切り口は目立たないようにすることです。
リースの裏側にも実のある枝をからめれば、空中に吊るして楽しむことができます。今回は外径80cm位のものを作っています。


使っている花材
野いばら
スズバラ
唐辛子(赤、オレンジ、黄の実)
つるうめもどき
ユーカリ(グリーン、イエローのものを使用)
白樺の葉(色水に吸わせて色出ししています。)

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