キャンドルで素敵なムード作り



キャンドルの柔らかい炎の自然でぬくもりある明かりは、お客様をおもてなしする時ゆったりと時間を過ごすことができ、ゆとりある一時を演出することができます。
癒しの小物でもあるキャンドルは種類も豊富で、シチュエーションに合ったものを身近に手に入れることができます。キャンドルのコーディネートを自由に楽しんで、食空間、住空間を彩り、おもてなしの心を表現されてみてはいかがでしょうか?


キャンドルの種類

キャンドルは種類が多く、様々なタイプのものを購入することができますが、幾つか挙げて使い方などをご紹介します。
ストレートキャンドル
(棒状の上から下まで同じ太さのキャンドル)
円形の断面のものより、正方形の断面の方が個性的な印象があります。

テーパーキャンドル
(棒状で先が細くすぼまっている形状のキャンドル)
最初に教会等のミサで使われたもので、フォーマルな印象があります。

スパイラルキャンドル
(棒状で螺旋状に渦を巻いた形状のキャンドル)
日本で開発されたキャンドルで、パーティなどのお祝い事によく使われます。

以上の昔ながらのクラシックな形状のキャンドルは、銀製やクリスタル等のフォーマルな燭台で演出したり、食卓花のアレンジにオアシスに差してセンターピースを作っても素敵です。

スクウェアキャンドル
(四角のキャンドル)
形がシンプルなのでキャンドルホルダーに個性を出し、カラーバリエーションも考えておしゃれに演出しましょう。

ボール形キャンドル
(ボール形で芯の中心からロウが溶け、弧を描きながらロウが外へ流れず内へと溶ける扱いやすいタイプです。)
扱い方の注意点として、受け皿の底は安定した熱に強い材質を使用することです。扱いが楽ですので、たくさん並べて色も微妙に変えたりしてニュアンスのある演出も素敵です。

ボーティブキャンドル
(小型ですがロウが燃えると、外へ流れていくので深さのある容器に収めて使います。)
容器がないと使えないので外観をいつまでも美しく見えるように工夫しましょう。

フローティングキャンドル
(水に浮かべて楽しむキャンドルです。)
大き目のキャンドルの容器にナチュラルな花、葉(アイビー等)、異素材を底に沈め、キャンドルと組み合わせるなどして、アイデア次第で自分だけのオリジナルなキャンドルの演出ができます。


次に今日本でも数年前から話題になっているアロマキャンドルについてご紹介します。アロマキャンドルのアロマは、アロマテラピーのアロマ(香り)と同じで、香りをつけたキャンドルのことです。テラピーとは療法のこと。つまりアロマテラピーとはハーブや果実などから抽出した100%天然エッセンシャルオイルを暮らしの中で癒しの小物として取り入れることです。以上のことからキャンドルとアロマはとても相性が良く、おもてなしにも効果的です。

最近ティーの専門店が流行っていて、色々な茶葉をテイスティングして「ティーのテイスティングパーティ」が密やかなブームになっています。そんな時、ダージリン、アールグレイ・・・等のティーの香りのアロマキャンドルでおもてなししてみてはいかがでしょうか?ゲストに一層パーティの目的に沿った説得力のあるおもてなしができます。

またガーデンでは当然ペパーミント、ラベンダー、カモミールなどのハーブの香りのアロマキャンドルは合います。ガーデンがない時は、屋内でもカジュアルなおもてなしの時にふさわしいでしょう。その時には是非フレッシュハーブティーをティーサーバーでつくり、キャンドルを使ったティーウォーマーで心も体も温めましょう。







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